あなたならどう使い分ける?月経カップと月経ディスク、私のリアルレポート
「月経カップと月経ディスク、どっちがいいの?」
フェムケアのご相談のなかでも、よく聞かれる質問のひとつです。
どちらも“ナプキン以外の選択肢”として、とても心強いアイテム。
でも、実際に使ってみると、それぞれ得意なシーンや使いやすさの違いがはっきり見えてきます。
今回は、
「あなたならどう使い分ける?」
というテーマで、私自身の使い方とリアルな感想をレポートしていきます。
月経カップと月経ディスク、それぞれのざっくり特徴
細かい商品説明よりも、「体感としてどう違う?」が知りたい方も多いと思うので、まずはざっくり特徴から。
- 月経カップ
- 膣の中で“縦方向”に収まるカップ型
- 経血をためて、トイレで取り出して捨てる
- しっかりフィットすると漏れにくく、長時間OK
- 慣れると「交換の手間」が少なくてラク
- 月経ディスク
- 子宮口の下〜恥骨の後ろあたりに“水平気味”に収まるディスク型
- カップよりも奥にフィットするイメージ
- 装着位置が合うと「つけている感じが少ない」
- 体を動かすシーンや睡眠時に安心感が高い
どちらが優れている、というよりも、
「いつ・どこで・どんなふうに過ごしたいか」で向き不向きが変わる
というのが、実際に使ってみての正直な感想です。
外出先では「月経カップ」が相性◎な理由
私は、仕事中など外出先では、月経カップをメインで使用しています。
その理由はシンプルで、ディスクと比べると
➤ 交換の手間が少ない
➤ 汚れのコントロールがしやすい
と感じるからです。
① 交換の回数を減らせる安心感
しっかりフィットしている状態のカップは、
個人差はありますが、数時間〜半日程度もつ感覚で使えることが多く(※必ず各製品の使用時間の目安を守ってください)、
- 忙しい勤務中に何度もトイレに行かなくていい
- 「今、交換しなきゃ!」と時計とにらめっこしなくていい
という安心感があります。
② 外出先のトイレでも比較的対処しやすい
外出先のトイレは、
- 手洗いの位置が遠かったり
- 個室内に水道がなかったり
と、月経カップやディスクユーザーには悩ましいこともあります。
カップの場合、
- 経血の量を確認しながら
- 比較的コントロールしやすい姿勢で取り出せる
と私は感じていて、「汚さずに交換できる自信」がつきやすいアイテムでした。
「仕事中はとにかくトラブルを減らしたい」
「職場のトイレ事情があまりよくない」
そんな方には、月経カップを“外出用パートナー”として選ぶのも一つの方法です。

夜は「月経ディスク」で漏れ対策を重視
一方、夜は月経ディスク派です。
理由はずばり、
「漏れの不安をできるだけ減らしたい」から。
月経ディスクは、正しく装着できると
- 寝返りを打っても
- 足を曲げ伸ばししても
フィット感が乱れにくく、「どんな体勢で寝ても大丈夫そう」という安心感があります。
① 夜の“うっかり漏れ”を防ぎたい人に
ナプキンだけで過ごしていた頃は、
- 朝起きて、シーツやパジャマを見てドキッ…
- 経血の量が多い日には、前や後ろに伝い漏れ
という経験をした方も多いのではないでしょうか。
ディスクは膣の高い位置で経血をキャッチするので、
「夜の量が多い日」に特に心強い相棒になってくれます。
② 装着ストレスが少ないのもポイント
私自身は、
装着に関しては、カップよりディスクの方がストレスが少ないと感じています。
カップは折りたたんで入れ、きちんと“開く”感覚をつかむまで、
最初は少し練習が必要な人もいます。
ディスクは、
- 正しい角度さえつかめば、
- スッと奥に収まってくれる感覚がわかりやすい
と感じる方も多い印象です。
「一日の終わりくらい、できるだけラクに過ごしたい」
「寝る前の装着に手間取りたくない」
そんなときに、ディスクは頼もしい存在です。
自宅・家事・運動シーンでは「ディスク」に軍配
自宅で過ごす日や、家事・エクササイズなど体を動かすシーンでは、
私は月経ディスクにやや軍配が上がると感じています。
① 体を大きく動かしても気になりにくい
- 掃除や洗濯などの家事
- ヨガやストレッチ
- プールや水泳などのエクササイズ
こうした「しっかり体を動かす場面」では、
ディスクの“動きについてきてくれる”安定感が心地よく感じられます。
膣の高い位置で、恥骨の後ろに引っかかるように収まる構造のため、
しゃがむ・反る・ひねるといった動きにもフィットしやすい印象です。
② 「つけている感」が少なく、日常に溶け込む
自宅にいるときは、
月経ディスクで過ごす方が“楽”
というのが、私の本音です。
- 圧迫感が少ない
- 長時間つけていても「存在感」が気になりにくい
というポイントから、日常生活になじみやすいアイテムだと感じています。
「おうち時間や運動のときくらい、月経のことを忘れたい」
そんな方へは、ディスクの選択肢もぜひ知ってほしいなと思います。

まとめ:シーンで選ぶ「カップ&ディスク」使い分け例
最後に、私自身の使い分けを、わかりやすく一覧にしてみます。
私の使い分けパターン
- 仕事・外出中
→ 月経カップ- 交換回数を減らしたい
- 外出先トイレであまりバタバタしたくない
- 「汚さずに交換できる自信」があるほうを選びたい
- 夜(睡眠時)
→ 月経ディスク- 寝返りや体勢の変化に強い安心感
- 夜の漏れ対策を優先したい
- 自宅でのリラックスタイム/家事/ヨガ・水泳などの運動
→ 月経ディスク- つけている感じが少なくてラク
- 大きく体を動かしてもフィットしやすい印象
あなたの生活スタイルなら、どう使い分ける?
月経カップも月経ディスクも、
「合う・合わない」「好き・苦手」は人それぞれです。
- 経血量
- 体のつくり
- 仕事や生活スタイル
- どんなときにストレスを感じやすいか
こうした要素によって、**“ベストな答えは一人ひとり違う”**のがフェムテックの面白いところでもあります。
今回のレポートは、あくまで私自身の体感と使い分け方の一例です。
「こういう考え方で選んでもいいんだ」と、
あなたの道具選びのヒントになればうれしいです。
最後に:試すときの注意点
- 使い方は必ずそれぞれの製品の説明書・公式情報に従う
- 清潔に扱う(洗浄・保管方法を守る)
- 違和感や痛み、出血の変化があれば無理せず使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談する
月経ケアの正解は一つではありません。
「これだと少しラクかも」「この組み合わせが私には合うかも」
そう感じる選択肢を、一緒に増やしていけたらと思います。
